葬式/葬儀 江別葬礼社 の日記
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江別での自分葬について。 特に江別では常識的な範囲で考えたい自分の葬儀計画。
2011.01.10
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自分の葬儀について早い段階から考える人が多くなっています。
葬儀業界においては、そのお手伝いを謳い、生前葬儀見積につなげる営業戦略は以前から見られました。また、そのことに講習会を開き、喧伝する団体もあるようです。
色々なサークルが世の中に存在します。公序良俗に反しない限り云々するものではありません。
葬儀に関しては、江別と札幌だけでも大きな違いがあります。札幌の公営会館では夜中でも、ご遺体を安置してくれる会館があります。その結果、直葬専門の葬儀社が多くあります。火葬場は時間の指定がなく、乗り入れ順で火葬が可能です。控え室の利用は自由です。
館内に食事処があります。小さな葬儀を行う家族葬ホールが各区に沢山存在します。葬儀専門の花屋、司会会社、葬儀役員会社、納棺業者がしのぎを削っています。大手斎場では思い出のDVDを即製し、楽団まで控えており、いかなる葬儀にも対応できます。各々の料金が高くなることはありません。逆に言えば大都市だからの利があります。以上が江別とは違う点です。
いかに、自分らしい葬儀と考えても、突飛なものは葬儀を行う側が難儀します。
それを実行するのに多額の出費が必要なこともあります。例えば、今までに全く宗教との縁がない方。当然、墓、仏壇、位牌のない方。それが自由に自分の葬儀を考えられる前提条件なのかも知れません。しかし、葬儀にも遵守すべき法律があります。罰則もあります。
世間を騒がせたお焚き上げは現在、葬儀の重要なキーワードでは使われなくなり、今は圧倒的に遺品整理になりました。散骨も長沼町の一件は社会問題として一石を投じました。不景気な今、流行は小さな家族葬です。でも、景気が良くなれば、たちまち祭壇に何百万円も掛ける葬儀に又しても変わります。世の中はめまぐるしく変わるものです。時代の流れが早い今、ご自分の家族に自らの考えを表明し、信じて天命を待つことが、よほど賢明かと思います。